赤ワイン
ワインは、ぶどうからつくられています。
酵母と呼ばれる菌を使ってつくるお酒(アルコール入り飲み物)を
醸造酒(じょうぞうしゅ)と言います。
ぶどうと、酵母(菌)をかけ合わせた飲み物が、ワインと言います。
ぶどう+酵母=ワイン
ワインは健康に良い
赤ワインは、白ワインと違い”皮”や”種”ごと発酵させるので
非常に健康に良いとされています。
これは、皮や種に『ポリフェノール』など多くの抗酸化成分が入っているからです。
ワインのつくり方
大きく分けると、
- ぶどう作り
- ぶどうの醸造
に、分けられます。
1,ぶどう作り
ぶどうを、農場でつくります。
2,醸造
ぶどうをつぶして、酵母と呼ばれる菌が起こして出来るアルコールをワインにします。
この現象を”発酵”と呼び、アルコールをつくることを”醸造”と呼びます。
ワインの種類
ミシェル・ガシェ・コート・デュ・ローヌ・セルシウス 2013
ジュヴレ・シャンベルタン
シャトー・アルノートン
分類
お酒は
の3タイプに分類されます。
ワインは、「醸造酒」に分類されます。
効果
赤ワインが健康や美容に健康的といわれるその効果のもとは、
原料であるブドウの果皮にあります。
ぶどうの種子や果皮には、ポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールとは、
などのことです。
これらの成分には抗酸化作用があり、
悪玉のLDLコレステロールが酸化するのを抑制する効果があると言われています。
また、赤ワインに含まれるポリフェノールのうち、認知症予防として
- 「ミリセチン」
- 「レスベラトロール」
が知られています。
「ミリセチン」は抗酸化作用があるそうで、ベリー類に特に多く含まれています。
「レスベラトロール」も抗酸化物質で、
特に食品の中でも、赤ワインの原料となるブドウの品種に多く含まれているのです。
この2つの抗酸化物質によって脳細胞が酸化して破壊されるのを防ぎ、認知症予防になるといわれています。
また、比較的多く含まれる栄養素にカリウムがあり、余分に体内に蓄積した塩分を体外へと排出する役割があります。
動脈硬化は、高コレステロール血症によって進展していくといわれています。
赤ワインに含まれるポリフェノールには抗酸化作用があるため、
悪玉コレステロールがより悪性の高い悪玉コレステロールに変形するのを防ぐ効果があるようです。
特に南フランス産のワイン中でもボルドー産のワインは、
北フランス産のワインに比べるとポリフェノールが多く含まれており、
より抗酸化作用が高いといわれています。
また、善玉菌を増加させたり、血小板が凝集するのを抑制したりする効果もあるという報告もされています。
赤ワインのポリフェノールの中でも、ミリセチンとレスベラトロールが認知症の予防に有効であるといわれています。どちらも抗酸化作用があり、脳細胞が酸化して破壊されるのを防いでくれるんだとか。
また、アルツハイマー病の原因である物質が脳内に溜まっていくのを阻止する働きもあるようです。
抗酸化作用のあるポリフェノールは、多量に摂取することで、腫瘍の成長させるための栄養を運ぶ血管が形成されるのを止める働きがあります。その結果、癌の腫瘍が発生したり成長したりするのを抑制し、結果癌を防ぐといわれています。